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2023年10月26日木曜日

2024年3月末経過措置(予定) 消化酵素配合剤



消化酵素配合剤の多くが販売中止となり、2024年3月末に経過措置(予定)満了を迎えます。

少し、整理してみました。

販売中止の発表がなされ2024年3月末に経過措置期間満了となる消化酵素配合剤は以下のとおりです。

新薬の登場による消化器疾患の薬物治療の進展に伴い、消化酵素製剤としての本製品の臨床上の位置付けが変化し、販売数量は近年減少の一途を辿っております。また度重なる薬価改定により日本薬局方収載品の最低薬価(10.10円)をも下回る薬価(5.70円)まで下落し僅少な売上規模となっております。このような状況下では、品質確保のための老朽化した施設への設備投資、或いは新たな原薬+調達先・製造委託先の探索といった安定供給に向けた取り組みを行うことが非常に難しくなっております。今般あらゆる改善策を模索した結果、販売継続が困難と判断し、厚生労働省や関係学+術団体にご相談の上、本製品の販売を中止させていただくことになりました。

 

総合消化酵素製剤 ボルトミー配合錠につきまして、2021年12月に一時出荷停止の案内をさせていただいておりましたが、諸般の事情により販売を中止させて頂くことになりました。

 

諸般の事情により、甚だ勝手ではございますが、販売中止させて頂くことになりました。

成分の1つである医療用セルロシンA.P.の製造販売の終了に伴い、製造販売の継続が困難となって参りました。既に販売終了予定のご案内を実施いたしましたが、諸々の手続きが完了いたしましたので、在庫が無くなり次第販売を終了いたします。

残された消化酵素配合剤

販売を継続している消化酵素配合剤は4種類です。
  • ケイラーゼSA配合顆粒 
  • フェンラーゼ配合カプセル 
  • ベリチーム配合顆粒 
  • マックターゼ配合錠 


医療用消化酵素製剤の特徴やそれに応じた使い分けについてはこちらのレヴューがよくまとまっています。