LINEのチャット機能を使い、利⽤者が書き込んだ症状への対処法などをAIが教える「ドクターQ」など⼈⼯知能関連サービスを開発する株式会社NAMが行うICOです。
実際には香港にあるNAM Asia Hong Kong Co., Limitedが発行します。
NAM Asia Hong Kong Co., Limitedは、1月25日中国最大のSNS企業Weiboと業務提携を行っています。NAMの医療AI技術を世界に広めていこうという意気込みが伝わってきます。
参考:NAM COINと業務提携(2018年1月25日 微博日本株式会社)
ICOってなに?
ICOとは、企業がお金を集めるためにトークンと呼ばれる仮想通貨を発行をすることです。
これまでであれば起ち上げたばかりの企業が資金を集める手段と言えば、銀行融資・機関投資家からの融資(VC)・株式公開IPO(一般向け)くらいでした。
ICOはIPOよりも圧倒的に早く資金を調達できるという企業側のメリットがあります。
また、株式だと売買は日本だけですよね。でもICOなら仮想通貨(トークン)を発行することで世界中の投資家からサクッと資金を集めることができるのです。
さらに、株式を発行すると議決権を見ず知らずの人にわたすことにもなり、将来の会社経営がやりづらくなりますよね。
しかしICOではトークンの保有割合に応じて会社の議決権を握られる心配もありません。
医療系にとってICOは相性が良いと思います。
医療技術の発展のスピードに合った資金調達だでき、門外漢の非医療者に議決権を握られなくてすむからです。
NAMは何のために資金調達しているか
ホワイトペーパーには以下の記載があります。
1.医療業界向けAIサービスの開発及び運営費用
A. 人工知能を利用した問診ボット
2.医療関連の新規事業プラットフォームの通貨として
A. 人工知能を利用した問診ボット
症状をアプリに入力することで、 AIが緊急度などを教えてくれるサービスB. 機械学習を利用した疾患予測モデル
血液検査などの結果から「2年後に糖尿病になる確率」など病院では未だに提供されてない最先端のAIを使った疾患予測C. 人工知能が推薦する健康食品
NAMのアプリが生活者の生活様式や体質にあった健康食品を提供するD. 深層学習とブロックチェーンを使った次世代カルテシステム
病院向けに効率的なカルテを提供するサービスE. A~Dを含んだサービスを提供できるNAM AIクリニックの開業
弊社が提供する医療AIサービスを直で受けられる医療法人NAM AIクリニック
2.医療関連の新規事業プラットフォームの通貨として
「ドクターQ」をベースとしたAIを用いた医療システムの開発に資金が利用されるようですね。医療のIoT推進は2035年までの厚生労働省の一つの課題として上がっていますし、その中核中核となる技術とサービスは人工知能と医療費の支払いシステムでしょう。
NAMの目指すものとマッチしています。
うまくいけば、AIで疾患予測ができ、診療所へ足を運ぶことなく遠隔診療で診察してもらえ、さらに支払いはNAMコインで決済するという世の中が誕生するかもしれません。
医療関係者側としては 医師と患者の会話からAIでカルテを自動入力、自動要約を行い、保険点数のデータベースに基づき、自動で加算可能な点数をAIが表示し、ブロックチェーン技術を利用して、匿名性を担保したカルテの閲覧、どこの医療機関でも薬局でもカルテの情報が閲覧できる世の中が生まれるかもしれません。
このように、日本の医療を変えるかもしれないNAMは次世代の医療を担うブロックチェーンに必要な通貨になると考えられます。
購入は、こちらのリンクからできます。
2018年1月28日から3月28日までの間、ファーストセールが行われます。
ファーストセールは1NAM=約1円で行われます。
そして
2018年3月〜5月に取引所への上場を予定しているようです。
■NAM購入フロー
※NAMを購入するには、「bitFlyer(ビットフライヤー)」に登録し、仮想通貨イーサリアムを購入してからMyEtherWalletに送金する必要があります。 国内取引所はアプリの使いやすさNo.1のbitFlyer(ビットフライヤー)がおすすめです!
仮想通貨の購入はリスクが伴います。
プロジェクトが頓挫してしまうと通貨としての価値を失う可能性があります。購入は自己責任でお願いします。