ライボミンS注射液が販売中止となるようです。
http://med.toaeiyo.co.jp/products/information/notice/sale1710.pdf
2018年4月販売中止。
経過措置期間満了日は2019年3月31日(予定)
ライボミンS注射液はフラビンアデニンジヌクレオチドナトリウム(FAD)とピリドキサールリン酸エステル水和物を配合した注射剤です。
1966年から販売されていました。
FADはビタミンB2、ピリドキサールリン酸エステル水和物はビタミンB6として知られています。
ビタミンB2とビタミンB6を同時に投与できる薬剤でビタミン B2 及びビタミン B6 の欠乏又は代謝障害が関与すると推定される湿疹・皮膚炎群、口内炎等に対して使用されていました。
ライボミンS注射液の代替品
ライボミンS注射液と同じようなビタミンB2とビタミンB6を配合した注射剤は存在しなくなりました。
代替品としては
ビタミンB2単剤である
フラビタン注、
または
ビタミンB2およびビタミンB6のほか4種のビタミンを含む
シーパラ注
が考えられます。