水ぼうそうと帯状疱疹のちがいはウイルスの初感染か、再発かのちがいです。
水ぼうそうと帯状疱疹を起こすウイルスは同じ
水ぼうそうも帯状疱疹も、水痘帯状疱疹ウイルス(varicella zoster virus;VZV)によって引き起こされる病気です。
水痘帯状疱疹ウイルスに初めて感染すると『水ぼうそう』として発症します。
水ぼうそうが治ったあとも、ウイルスは体内の神経節に潜んでいます。
『帯状疱疹』はその潜伏していたウイルスが再び活動を始め再発することで起こる病気です。
子どもに水ぼうそうが多い理由は?
『水ぼうそう』はウイルスの初感染によって発症する病気です。
子どもは、ウイルスに初めて曝される確率が高いので水ぼうそうが大人に比べて多いのです。
逆に、大人で水ぼうそうを発症する人が少ないのは、すでに子どものときに感染しているひとが多いからです。
子どもは帯状疱疹にかからないの?
『帯状疱疹』は潜伏していたウイルスが再び活動を始め再発することで起こる病気です。
水ぼうそうを発症したことがある人は、子どもでも帯状疱疹を発症することがあります。