『ボセルモン水懸注』が販売中止となるようです。
販売中止予定のご案内(あすか製薬)
http://www.aska-pharma.co.jp/iryouiyaku/upload/save_file/info_stop_hormon_7prod_201705.pdf
【販売中⽌予定時期】 2018 年1⽉
『ボセルモン水懸注』は1953年に帝国臓器製薬(現あすか製薬)から発売された男性ホルモンと卵胞ホルモンの混合注射剤です。
男性ホルモンと卵胞ホルモンとを適当な比率に配合すると、卵胞ホルモンの子宮等に対する作用、男性ホルモンの男性化作用等のそれぞれのホルモンがもつ特有な作用の一部は互いに抑制し合い、脳下垂体に対する抑制作用、蛋白同化作用等の両ホルモンに共通した作用は協力的に強められます。
更年期障害のうち精神神経症状の改善や性欲低下等の改善に用いられています。
効能・効果は
- 更年期障害
です。
ボセルモン水懸注の代替品
ボセルモン水懸注と同様に男性ホルモンと卵胞ホルモンの混合注射剤が代替となります。
持続性の筋肉注射製剤しかなく、1日1回の皮下注射可能なものはありません。
販売名 (メーカー) |
ボセルモン⽔懸注
(あすか製薬)
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プリモジアン・デポー筋注
(持⽥製薬)
ダイホルモン・デポー注
(富⼠製薬)
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成分名・含量 | テストステロン 4.76mg エストラジオール 0.24mg |
テストステロンエナント酸エステル 90.2mg エストラジオール吉草酸エステル 4mg |
効能・効果 | 更年期障害 | 更年期障害 卵巣⽋落症状 ⾻粗鬆症 |
⽤法・⽤量 | 1⽇1回⼜は隔⽇に1回1~2mLを筋⾁内注射⼜は⽪下注射する。 | 2〜4週毎に1回1mLを筋⾁内注射する。 |