『オオホルミンルテウムデポー筋注 125mg』が販売中止となるようです。
販売中止予定のご案内(あすか製薬)
http://www.aska-pharma.co.jp/iryouiyaku/upload/save_file/info_stop_hormon_7prod_201705.pdf
【販売中⽌予定時期】 2018 年1⽉
『オオホルミンルテウムデポー筋注 125mg』は1958年に帝国臓器製薬(現あすか製薬)から発売されたヒドロキシプロゲステロンカプロン酸エステル注射剤です。
黄体ホルモンであるプロゲステロンは筋注投与後、すぐに代謝を受け血中から消失してしまうため、連日投与が必要とされていました。そのため、持続作用のある黄体ホルモン製剤の開発がすすめる研究がなされプロゲステロンの17位をカプロン酸エステル化したヒドロキシプロゲステロンカプロン酸エステルが強力かつ持続的な黄体ホルモン活性を持つ物質として発見されました。
1回の筋肉内注射で約1週間にわたり作用が持続します。
効能・効果は
- 無⽉経
- 機能性⼦宮出⾎
- ⻩体機能不全による不妊症
- 切迫流早産
- 習慣性流早産
です。
オオホルミンルテウムデポーの代替品
同成分の薬剤が存在するので、そちらが代替となります。
販売名 (メーカー) |
オオホルミンルテウムデポー筋注125mg
(あすか製薬)
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プロゲデポー筋注125mg(持⽥製薬)
プロゲストン®デポー筋注125mg(富⼠製薬)
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成分名・含量 | ヒドロキシプロゲステロンカプロン酸エステル 125mg | ヒドロキシプロゲステロンカプロン酸エステル 125mg |
効能・効果 | 無⽉経 機能性⼦宮出⾎ ⻩体機能不全による不妊症 切迫流早産 習慣性流早産 | 無⽉経 機能性⼦宮出⾎ ⻩体機能不全による不妊症 切迫流早産 習慣性流早産 |