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2017年3月30日木曜日

目薬とコンタクトレンズのはなし




※コンタクトレンズの種類、目薬の種類、また目の病気の状態によっても点眼薬の使用方法やコンタクトレンズの装着の可否が異なります。不明な点は医師または薬剤師にお尋ね下さい。

花粉症の季節、一番目薬が使用される季節ではないでしょうか。

そんなこの時期よくある問い合わせが「コンタクトレンズを付けたままで目薬をさしてもよいか?」というもの。

多くの目薬の添付文書には以下のような記載があります。

本剤はベンザルコニウム塩化物を含有するため、含水性ソフトコンタクトレンズを装用したまま点眼することは避けること。
(パタノール添付文書:重要な基本的注意)

本剤に含まれているベンザルコニウム塩化物は、ソフトコンタクトレンズに吸着されることがあるので、点眼時はコンタクトレンズをはずし、10分以上経過後装用すること
(パタノール添付文書:適用上の注意)

添付文書に記載があるとおり、お薦めはできません。。
目薬を使用する間はコンタクトレンズではなく眼鏡をかけて生活するようアドバイスします。
なぜかというと、一般にソフトコンタクトレンズや酸素透過性ハードコンタクトレンズには目に見えない孔が空いており、薬剤や保存剤が吸着され一種の貯蔵庫となり、角膜に薬剤が長時間接触し、目に刺激を与えたりレンズを変形変色させたりするからです。

慶應義塾大学病院 医療健康情報サイトKOMPAS
http://kompas.hosp.keio.ac.jp/contents/medical_info/about_medicine/usage/eyedrops.html

目薬の添加物に使用されている添加物である塩化ベンザルコニウムには角膜上皮障害、アレルギー等が報告されています。普通に目薬を使用する分には涙ですぐに洗い流されるため問題にはならないのですが、コンタクトレンズに吸着されて長時間角膜に暴露されると副作用等のリスクが高まります。

コンタクトレンズに塩化ベンザルコニウムがどの程度吸着するか調べた研究があります。
Interactions of Benzalkonium Chloride With Soft and Hard Contact Lenses
http://jamanetwork.com/journals/jamaophthalmology/article-abstract/638275
PMID: 2302109

これによると、7日間塩化ベンザルコニウムを連続暴露した後のソフトコンタクトレンズの吸着量は多く(レンズ重量1mg当たり30〜56μg)、洗浄を行っても殆ど減りませんでした(総吸着量の0.2%から1.5%の間)。 高含水ソフトコンタクトレンズは低含水のものより多く塩化ベンザルコニウムを吸着することがわかりました。
ハードコンタクトレンズでは吸着はするものの吸着量も少なく洗浄により60%近く洗い流されるそうです。

添付文書にハードコンタクトレンズについての記載がないのは、こういった理由からなのでしょうか?

どうしてもコンタクトレンズをして目薬を使いたい

どうしてもコンタクトレンズをして目薬を使いたいという場合は、
まず点眼する際にはコンタクトレンズをはずし、目薬は目薬の成分が吸収される時間を考慮して、5~10分以上の間隔をあけてから再装着するようにしたほうがよいといわれています。

しかし、コンタクトレンズ の紛失や汚れ、異物による目のトラブルにつながる恐れもあり「目薬をさす度にレンズを外す」という行為は現実には不可能ですよね。

そこで、塩化ベンザルコニウムを含まない目薬を選択(提案)できるとよいかもしれません。

他には、1日使い捨てタイプのコンタクトレンズにするというのも考えられます。

ただし、フルメトロン、オドメール、ビジュアリン、リンデロンなどのステロイド点眼はあきらめてコンタクトの上からはささないほうがいいでしょう。
長期連用にて緑内障や感染症を発症する可能性もあり、暴露される状況によってはリスクが高いためです。

その他、上皮細胞に障害を与える代表的なものとして、チモロール、イソプロピルウノプロストン、ジクロフェナクナトリウムなどの薬剤が知られています。
遠藤睦他.点眼剤の適正使用.医薬ジャーナル.36(10),2000,245-250.


参考までに、『適応上の注意にソフトコンタクトレンズの記載がなく、塩化ベンザルコニウムを含まない点眼剤一覧』を載せておきます。

  • AZ点眼液0.02%
  • DMゾロン0.05%点眼液
  • DMゾロン点眼液0.02%「日点」
  • DMゾロン点眼液0.1%「日点」
  • D・E・X0.02%点眼液T
  • D・E・X0.05%点眼液T
  • D・E・X0.1%点眼液T
  • FAD点眼液0.05%「サンテン」
  • FAD点眼液0.05%「ニットー」
  • FAD点眼液0.05%「日東」
  • PA・ヨード点眼・洗眼液
  • アイオピジンUD点眼液1%
  • アイドロイチン1%点眼液
  • アイドロイチン3%点眼液
  • アイファガン点眼液0.1%
  • アズラビン点眼液0.02%
  • アズレン点眼液0.02%「わかもと」
  • アズレン点眼液0.02%「ニットー」
  • アゾテシン点眼液0.02%
  • アレジオン点眼液0.05%
  • アレニスト点眼液0.5%
  • イソプロピルウノプロストンPF点眼液0.12%「日点」
  • イソプロピルウノプロストン点眼液0.12%「TS」
  • イソプロピルウノプロストン点眼液0.12%「サワイ」
  • イソプロピルウノプロストン点眼液0.12%「ニッテン」
  • インタール点眼液UD2%
  • エコリシン点眼液
  • エリックス点眼液0.25%
  • オキシブプロカイン塩酸塩
  • ミニムス点眼液0.4%「センジュ」
  • オフサロン点眼液
  • オフテクター点眼液0.3%
  • オフロキサシンゲル化点眼液0.3%「わかもと」
  • オフロキサシン点眼液0.3%「CHOS」
  • オフロキサシン点眼液0.3%「JG」
  • オフロキサシン点眼液0.3%「SN」
  • オフロキサシン点眼液0.3%「サワイ」
  • オフロキサシン点眼液0.3%「テバ」
  • オフロキサシン点眼液0.3%「日医工」
  • オフロキサシン点眼液0.3%「日新」
  • オフロキシン点眼液0.3%
  • カタリンK点眼用0.005%
  • カタリン点眼用0.005%
  • カルテオロール塩酸塩点眼液1%「わかもと」
  • カルテオロール塩酸塩点眼液2%「わかもと」
  • ガチフロ点眼液0.3%
  • キシロカイン点眼液4%
  • クモロールPF点眼液2%
  • クラビット点眼液0.5%
  • クラビット点眼液1.5%
  • クロラムフェニコール点眼液0.5%「ニットー」
  • ケトチフェンPF点眼液0.05%「日点」
  • コリナコール点眼液
  • サンテゾーン点眼液(0.02%)
  • サンテゾーン点眼液(0.1%)
  • サンドールMY点眼液0.4%
  • サンピロ点眼液0.5%
  • サンピロ点眼液1%
  • サンピロ点眼液2%
  • サンピロ点眼液3%
  • サンピロ点眼液4%
  • ジクアス点眼液3%
  • ジクロスターPF点眼液0.1%
  • ジクロスター点眼液0.1%
  • ジクロフェナクNa点眼液0.1%「SN」
  • ジクロフェナクNa点眼液0.1%「あゆみ」
  • ジクロフェナクNa点眼液0.1%「日新」
  • ジクロフェナック点眼液0.1%
  • ジクロード点眼液0.1%
  • ゼペリン点眼液0.1%
  • ゼペリン点眼液0.1%
  • タリビッド点眼液0.3%
  • タリフロン点眼液0.3%
  • チモプトールXE点眼液0.25%
  • チモプトールXE点眼液0.5%
  • チモレートPF点眼液0.25%
  • チモレートPF点眼液0.5%
  • デュオトラバ配合点眼液
  • トラニラスト点眼液0.5%「JG」
  • トラバタンズ点眼液0.004%
  • トラメラスPF点眼液0.5%
  • ニプラジロールPF点眼液0.25%「日点」
  • ニプラジロール点眼液0.25%「わかもと」
  • ネオシネジンコーワ5%点眼液
  • ノキサシン点眼液0.3%
  • ノフロ点眼液0.3%
  • ノルフロキサシン点眼液0.3%「NikP」
  • ノルフロキサシン点眼液0.3%「日新」
  • バクシダール点眼液0.3%
  • パピロックミニ点眼液0.1%
  • ビジュアリン点眼液0.02%
  • ビジュアリン点眼液0.05%
  • ビジュアリン眼科耳鼻科用液0.1%
  • ビスコレット点眼液0.3%
  • ピレノキシン点眼用0.005%「ニットー」
  • ファルキサシン点眼液0.3%
  • フラビタン点眼液0.05%
  • ブロキレートPF点眼液1%
  • ブロキレートPF点眼液2%
  • プリビナ点眼液0.5mg/mL
  • ベガモックス点眼液0.5%
  • ベルベゾロンF点眼・点鼻液
  • ベルベゾロン眼耳鼻科用液0.1%
  • マリオットン点眼液0.3%
  • マロメール点眼液0.3%
  • ミケルナ配合点眼液
  • ミタトニン点眼液0.3%
  • ムコゾーム点眼液0.5%
  • ムコティア点眼液
  • ムコファジン点眼液
  • ムコロイド点眼液1%
  • ムコロイド点眼液3%
  • ラタノプロストPF点眼液0.005%「日点」
  • ラタノプロスト点眼液0.005%「NP」
  • ラタノプロスト点眼液0.005%「ニッテン」
  • リンデロン点眼・点耳・点鼻液0.1%
  • リンデロン点眼液0.01%
  • リンベタPF眼耳鼻科用液0.1%
  • ルゲオン点眼液2%
  • レボフロキサシン点眼液0.5%「FFP」
  • レボフロキサシン点眼液0.5%「JG」
  • レボフロキサシン点眼液0.5%「KOG」
  • レボフロキサシン点眼液0.5%「TOA」
  • レボフロキサシン点眼液0.5%「TS」
  • レボフロキサシン点眼液0.5%「TYK」
  • レボフロキサシン点眼液0.5%「YD」
  • レボフロキサシン点眼液0.5%「わかもと」
  • レボフロキサシン点眼液0.5%「アメル」
  • レボフロキサシン点眼液0.5%「オーハラ」
  • レボフロキサシン点眼液0.5%「キッセイ」
  • レボフロキサシン点眼液0.5%「タカタ」
  • レボフロキサシン点眼液0.5%「ニプロ」
  • レボフロキサシン点眼液0.5%「ファイザー」
  • レボフロキサシン点眼液0.5%「日医工」
  • レボフロキサシン点眼液0.5%「日新」
  • レボフロキサシン点眼液0.5%「日点」
  • レボフロキサシン点眼液0.5%「杏林」
  • レボフロキサシン点眼液0.5%「科研」
  • レボフロキサシン点眼液1.5%「FFP」
  • レボフロキサシン点眼液1.5%「JG」
  • レボフロキサシン点眼液1.5%「KOG」
  • レボフロキサシン点眼液1.5%「TOA」
  • レボフロキサシン点眼液1.5%「TS」
  • レボフロキサシン点眼液1.5%「YD」
  • レボフロキサシン点眼液1.5%「わかもと」
  • レボフロキサシン点眼液1.5%「アメル」
  • レボフロキサシン点眼液1.5%「オーハラ」
  • レボフロキサシン点眼液1.5%「キッセイ」
  • レボフロキサシン点眼液1.5%「タカタ」
  • レボフロキサシン点眼液1.5%「テバ」
  • レボフロキサシン点眼液1.5%「ニプロ」
  • レボフロキサシン点眼液1.5%「ファイザー」
  • レボフロキサシン点眼液1.5%「日医工」
  • レボフロキサシン点眼液1.5%「日新」
  • レボフロキサシン点眼液1.5%「日点」
  • レボフロキサシン点眼液1.5%「杏林」
  • レボフロキサシン点眼液1.5%「科研」
  • レボブノロール塩酸塩PF点眼液0.5%「日点」
  • ロメフロンミニムス眼科耳科用液0.3%
  • ロメフロン点眼液0.3%
  • 点眼・点鼻用リンデロンA液
  • 硝酸銀「ホエイ」
  • 硫酸ゲンタマイシン点眼液0.3%「ニットー」

2017年3月26日日曜日

0.1以下の視力測定の方法




視力検査の時に誰もが目にする大きさの異なる“C”『ランドルト環』が描かれた視力検査表ですね。
この表の上にあるの一番大きな“C”は視力0.1を測定するためのものです。
しかし、視力0.1以下の人もいると思います。
どのようにして測るのでしょうか?


まず、視力検査表には2種類あるのを知っていますか?

実は5メートル用と3メートル用の2種類あるのです。

視力検査を行う際には、視力検査表からある程度離れた距離に立って、片目をスプーンのようなもので覆い、ランドルト環の切れ目の位置が認識できるかどうか測定します。
この、離れる距離は、いいかげんなものではなく、使用する視力検査表によって決まっていたのです。

普通は5m用を使用しますが、狭い施設などでは3m用が使用されます。



0.1以下の視力測定の方法


0.1以下を測定する場合どうするのかというと、
一番大きなランドルト環の切れ目が見えるところまで近づいていきその距離を測定し、計算式に当てはめることで、求めることができます。

計算式はこちらです。
※使用する視力検査表(5m用 or 3m用)によって異なります。

①5m用視力検査表

視力=0.1×(0.1が見える距離m)÷5

②3m用視力検査表

視力=0.1×(0.1が見える距離m)÷3

例えば、5m用の視力検査表を使って、0.1が見える距離が4メートルだった場合の視力は0.08となります。(0.1×4÷5=0.08)


長期連用の「長期」ってどの程度なの。(イソソルビドの場合)




【注意】利尿薬についての記述です。個々の薬剤によって解釈は異なります。


イソバイドの添付文書の副作用には以下のような記載があります。

「長期連用:電解質異常(頻度不明)を起こすことがある。」


この「長期」とは実際どの程度なのでしょうか?気になりますよね。


調べてみたのですが、実は明確な基準はないようです。

と、いうのも
イソバイドの長期連用で副作用の報告が実際に起ったため記載しているのではなく、1977 年10月28日付厚生省薬務局長通知 薬発第 1179 号(体液用剤等の使用上の注意事項について)で利尿薬全般に「連用に関する副作用リスク」の記載をするよう決められているため、それに則って記載しているらしいのです。

薬理作用等から考えて、起ころうるリスクを回避するための措置と考えられます。

そのため、
利尿剤であるラシックスやアルダクトンにも同じような記載があります。

ただし、副作用の項に記載してあるのはイソバイドだけです。他の利尿剤は『重要な基本的注意』のところに記載して注意喚起しています。


2017年3月22日水曜日

『おくすり飲めたね』の賞味期限




ゼリー状のオブラートのパイオニア、龍角散のおくすり飲めたねについてのお話です。

『おくすり飲めたね』は子どもの服薬補助のためにとくに開発された、のどごしのよいゼリー状のオブラートです。最近では大人向けというか嚥下が難しくなってきたお年寄り向けの『らくらく服薬ゼリー』もメジャーになってきました。

薬と一緒に購入されることもあり、様々な問い合わせを受けます。

その中で一番多い問い合わせは
「賞味期限っていつまで?開封後どれくらいもつの?」

というものです。

メーカーホームページにも書いてあるのですが、
ちょっとわかりづらいです。

わかりやすいように下にまとめます。
(というか個人的備忘録です)


開封前


おくすり飲めたね」(チョコレート味除く)
賞味期限:製造後15ヶ月

おくすり飲めたね」(チョコレート味)
賞味期限:製造後12ヶ月

らくらく服用ゼリー
賞味期限:製造後12ヶ月

開封後


開栓後はキャップや栓口を清潔にして密栓し、冷蔵庫に保存の上、ピーチ味、いちご味、ぶどう味は1週間以内、チョコレート味は3日以内にご使用ください。
「らくらく服薬ゼリー」「おくすり飲めたね」は防腐剤・保存料を使用していません。開栓後保存期限が過ぎた製品は品質に影響が出る可能性があるため、ご使用はお控えください。

2017年3月21日火曜日

先発品の一般名処方の標準的記載ってなんだっけ?



一般名処方の標準的な記載が分かりにくいものをリストアップしました。

完全個人用です。

お役に立ちそうであればみなさんもご活用ください。
2017年3月17日の一般名処方マスタから引っ張ってきています。

参考:
『先発医薬品のない後発医薬品』の例
「先発品のない後発品」の一般名が一般名処方マスタに掲載されました


先発品 一般名処方の標的な記載

デパケンR錠100mg

【般】バルプロ酸Na徐放錠100mg

デパケンR錠200mg
セレニカR錠200mg
一部用法が異なる

【般】バルプロ酸Na徐放錠200mg

バファリン配合錠A330

【般】アスピリン330mg・ダイアルミネート配合錠

ビ・シフロール錠0.125mg

【般】プラミペキソール塩酸塩錠0.125mg

ビ・シフロール錠0.5mg

【般】プラミペキソール塩酸塩錠0.5mg

ミラペックスLA錠0.375mg

【般】プラミペキソール塩酸塩徐放錠0.375mg

ミラペックスLA錠1.5mg

【般】プラミペキソール塩酸塩徐放錠1.5mg

ネオドパストン配合錠L100
メネシット配合錠100

【般】レボドパ100mg・カルビドパ配合錠

ネオドパストン配合錠L250
メネシット配合錠250

【般】レボドパ250mg・カルビドパ配合錠

PL配合顆粒

【般】プロメタジン1.35%等配合非ピリン系感冒剤

プレミネント配合錠LD

【般】ロサルタン50mg・ヒドロクロロチアジド配合錠

プレミネント配合錠HD

【般】ロサルタン100mg・ヒドロクロロチアジド配合錠

エカード配合錠LD

【般】カンデサルタン4mg・ヒドロクロロチアジド配合錠

エカード配合錠HD

【般】カンデサルタン8mg・ヒドロクロロチアジド配合錠

コディオ配合錠MD

【般】バルサルタン・ヒドロクロロチアジド6.25mg配合錠

コディオ配合錠EX

【般】バルサルタン・ヒドロクロロチアジド12.5mg配合錠

エックスフォージ配合錠

【般】バルサルタン・アムロジピン配合錠

エックスフォージ配合OD錠

【般】バルサルタン・アムロジピン配合口腔内崩壊錠

ユニシア配合錠LD

【般】カンデサルタン・アムロジピン2.5mg配合錠

ユニシア配合錠HD

【般】カンデサルタン・アムロジピン5mg配合錠

アダラートL錠10mg

【般】ニフェジピン徐放錠10mg(12時間持続)

アダラートL錠20mg

【般】ニフェジピン徐放錠20mg(12時間持続)

アダラートCR錠10mg

【般】ニフェジピン徐放錠10mg(24時間持続)

アダラートCR錠20mg

【般】ニフェジピン徐放錠20mg(24時間持続)

アダラートCR錠40mg

【般】ニフェジピン徐放錠40mg(24時間持続)

セパミット-Rカプセル20

【般】ニフェジピン徐放カプセル20mg(12時間持続)

セパミット-Rカプセル10

【般】ニフェジピン徐放カプセル10mg(12時間持続)

カルタン錠500
(同一成分で制酸剤として用いるものがある)

【般】沈降炭酸カルシウム錠500mg(高リン血症用)

カルタン錠250
(同一成分で制酸剤として用いるものがある)

【般】沈降炭酸カルシウム錠250mg(高リン血症用)

カルタンOD錠250mg
(同一成分で制酸剤として用いるものがある)

【般】沈降炭酸カルシウム口腔内崩壊錠250mg(高リン血症用)

カルタンOD錠500mg
(同一成分で制酸剤として用いるものがある)

【般】沈降炭酸カルシウム口腔内崩壊錠500mg(高リン血症用)

カデュエット配合錠1番

【般】アムロジピン2.5mg・アトルバスタチン5mg配合錠:1

カデュエット配合錠2番

【般】アムロジピン2.5mg・アトルバスタチン10mg配合錠:2

カデュエット配合錠3番

【般】アムロジピン5mg・アトルバスタチン5mg配合錠:3

カデュエット配合錠4番

【般】アムロジピン5mg・アトルバスタチン10mg配合錠:4

ライトゲン配合シロップ

【般】ジヒドロコデイン・dl-メチルエフェドリン等配合シロップ

テオドール錠50mg

【般】テオフィリン徐放錠50mg(12~24時間持続)

テオドール錠100mg

【般】テオフィリン徐放錠100mg(12~24時間持続)

テオドール錠200mg

【般】テオフィリン徐放錠200mg(12~24時間持続)

ユニコン錠200
ユニフィルLA錠200mg

【般】テオフィリン徐放錠200mg(24時間持続)

ユニコン錠400
ユニフィルLA錠400mg

【般】テオフィリン徐放錠400mg(24時間持続)

ユニコン錠100
ユニフィルLA錠100mg

【般】テオフィリン徐放錠100mg(24時間持続)

フェロベリン配合錠

【般】ベルベリン・ゲンノショウコエキス配合錠

コランチル配合顆粒

【般】ジサイクロミン・乾燥水酸化アルミニウムゲル等配合顆粒

マーズレンS配合顆粒

【般】アズレンスルホン酸Na・L-グルタミン配合顆粒

アローゼン顆粒

【般】センナ・センナ実配合顆粒

ペンタサ錠250mg

【般】メサラジン錠250mg

ペンタサ錠500mg

【般】メサラジン錠500mg

アサコール錠400mg

【般】メサラジン腸溶錠400mg

セレスタミン配合錠

【般】ベタメタゾン・d-クロルフェニラミン配合錠

ルナベル配合錠LD

【般】ノルエチステロン・エチニルエストラジオール0.035配合錠

エビプロスタット配合錠DB

【般】オオウメガサソウエキス1.0mg・ハコヤナギエキス等配合錠

ビタノイリンカプセル50

【般】フルスルチアミン50mg・B2・B6・B12配合カプセル

ビタメジン配合カプセルB25

【般】ベンフォチアミン25mg(B1)・B6・B12配合カプセル

ウラリット-U配合散

【般】クエン酸カリウム・クエン酸ナトリウム配合散

ウラリット配合錠

【般】クエン酸カリウム・クエン酸ナトリウム配合錠

メトグルコ錠500mg

【般】メトホルミン塩酸塩錠500mg:MT

ネオーラル10mgカプセル

【般】シクロスポリンカプセル10mg:NE

ネオーラル25mgカプセル
(同一成分のサンディミュンカプセル25mgとは、
バイオアベイラビリティ、適応等が異なる)

【般】シクロスポリンカプセル25mg:NE

ネオーラル50mgカプセル
(同一成分のサンディミュンカプセル50mgとは、
バイオアベイラビリティ、適応等が異なる)

【般】シクロスポリンカプセル50mg:NE

ゼスラン小児用細粒0.6%
ニポラジン小児用細粒0.6%

【般】メキタジン小児用細粒0.6%

ポララミンシロップ0.04%

【般】d-クロルフェニラミンマレイン酸塩シロップ0.04%

サラゾピリン錠500mg

【般】サラゾスルファピリジン錠500mg

アザルフィジンEN錠500mg

【般】サラゾスルファピリジン腸溶錠500mg

アザルフィジンEN錠250mg

【般】サラゾスルファピリジン腸溶錠250mg

レベトールカプセル200mg
(同一成分の「コペガス錠200mg」とは
適応等が異なる)

【般】リバビリンカプセル200mg:RE

バクタ配合錠
バクトラミン配合錠

【般】スルファメトキサゾール・トリメトプリム配合錠

ミケラン点眼液1%

【般】カルテオロール塩酸塩点眼液1%(非持続性)

ミケラン点眼液2%

【般】カルテオロール塩酸塩点眼液2%(非持続性)

ミケランLA点眼液1%

【般】カルテオロール塩酸塩点眼液1%(持続性)

ミケランLA点眼液2%

【般】カルテオロール塩酸塩点眼液2%(持続性)

チモプトール点眼液0.25%

【般】チモロール点眼液0.25%(非持続性)

チモプトール点眼液0.5%

【般】チモロール点眼液0.5%(非持続性)

チモプトールXE点眼液0.25%
リズモンTG点眼液0.25%

【般】チモロール点眼液0.25%(持続性)

チモプトールXE点眼液0.5%
リズモンTG点眼液0.5%

【般】チモロール点眼液0.5%(持続性)

カタリン点眼用0.005%
カタリンK点眼用0.005%

【般】ピレノキシン点眼用0.005%

点眼・点鼻用リンデロンA液

【般】ベタメタゾン・フラジオマイシン配合点眼点鼻液

イソジンガーグル液7%

【般】ポビドンヨード含嗽用液7%

デスモプレシン・スプレー10協和

【般】デスモプレシン点鼻スプレー0.01%

プロクトセディル軟膏

【般】ヒドロコルチゾン・フラジオマイシン等配合軟膏

強力ポステリザン(軟膏)

【般】大腸菌死菌・ヒドロコルチゾン配合軟膏

ネリプロクト坐剤

【般】ジフルコルトロン・リドカイン配合坐剤

ネリプロクト軟膏

【般】ジフルコルトロン・リドカイン配合軟膏

イソジンスクラブ液7.5%

【般】ポビドンヨード外用液7.5%

イソジンゲル10%

【般】ポビドンヨードゲル10%

イソジン液10%

【般】ポビドンヨード外用液10%(エタノール非含有)

クロマイ-P軟膏

【般】クロラムフェニコール・フラジオマイシン等配合軟膏

フルコートF軟膏

【般】フルオシノロンアセトニド・フラジオマイシン配合軟膏

リンデロン-VG軟膏0.12%

【般】ベタメタゾン・ゲンタマイシン配合軟膏

リンデロン-VGクリーム0.12%

【般】ベタメタゾン・ゲンタマイシン配合クリーム

リンデロン-VGローション

【般】ベタメタゾン・ゲンタマイシン配合外用液

ユーパスタコーワ軟膏/ソアナース軟膏

【般】精製白糖・ポビドンヨード配合軟膏

デュロテップMTパッチ2.1mg

【般】フェンタニルテープ2.1mg(3日用)

デュロテップMTパッチ4.2mg

【般】フェンタニルテープ4.2mg(3日用)

デュロテップMTパッチ8.4mg

【般】フェンタニルテープ8.4mg(3日用)

デュロテップMTパッチ12.6mg

【般】フェンタニルテープ12.6mg(3日用)

デュロテップMTパッチ16.8mg

【般】フェンタニルテープ16.8mg(3日用)

ワンデュロパッチ0.84mg

【般】フェンタニルテープ0.84mg(1日用)

ワンデュロパッチ1.7mg

【般】フェンタニルテープ1.7mg(1日用)

ワンデュロパッチ3.4mg

【般】フェンタニルテープ3.4mg(1日用)

ワンデュロパッチ5mg

【般】フェンタニルテープ5mg(1日用)

ワンデュロパッチ6.7mg

【般】フェンタニルテープ6.7mg(1日用)



耐性乳酸菌散10%「JG」

【般】耐性乳酸菌散10%

コレポリーR散10%

【般】耐性乳酸菌散10%

ラクスパン散1.8%

【般】耐性乳酸菌散1.8%

レベニン散

【般】耐性乳酸菌散1.8%

ビオヂアスミンF-2散

【般】ラクトミン原末

ラクトミン散「イセイ」

【般】ラクトミン原末

ラックビーR散

【般】耐性乳酸菌散1%

フェルターゼ配合カプセル

【般】ビオヂアスターゼ1000等消化酵素配合カプセル

フェンラーゼ配合カプセル

【般】ビオヂアスターゼ1000等消化酵素配合カプセル

HM散

【般】ジアスターゼ・生薬等配合散

NIM配合散

【般】ジアスターゼ・生薬等配合散

OM配合散

【般】ジアスターゼ・生薬等配合散

ピーマーゲン配合散

【般】ジアスターゼ・生薬等配合散

マナミンTM散

【般】ビオヂアスターゼ・生薬等配合散

MMD配合散

【般】ビオヂアスターゼ・生薬等配合散

ケイラーゼAカプセル

【般】ビオヂアスターゼ2000等消化酵素配合カプセル

オーネスSP配合カプセル

【般】ビオヂアスターゼ2000等消化酵素配合カプセル

ヨウラーゼE配合顆粒

【般】ビオヂアスターゼ2000等消化酵素配合顆粒

ケイラーゼS顆粒

【般】ビオヂアスターゼ2000等消化酵素配合顆粒

ハイフル配合顆粒

【般】ビオヂアスターゼ2000等消化酵素配合顆粒

オーネスN配合顆粒

【般】ビオヂアスターゼ2000等消化酵素配合顆粒

エンテラーゼ配合錠

【般】ビオヂアスターゼ2000等消化酵素配合錠

オーネスST配合錠

【般】ビオヂアスターゼ2000等消化酵素配合錠

ボルトミー配合錠

【般】ビオヂアスターゼ2000等消化酵素配合錠

マックターゼ配合錠

【般】ビオヂアスターゼ2000等消化酵素配合錠

ビタノイリンカプセル50

【般】フルスルチアミン50mg・B2・B6・B12配合カプセル

フランドルテープ40mg

【般】硝酸イソソルビドテープ40mg

ニトラステープ40mg

【般】硝酸イソソルビドテープ40mg

イソピットテープ40mg

【般】硝酸イソソルビドテープ40mg

硝酸イソソルビドテープ40mg「EMEC」

【般】硝酸イソソルビドテープ40mg

アンタップテープ40mg

【般】硝酸イソソルビドテープ40mg

硝酸イソソルビドテープ40mg「サワイ」

【般】硝酸イソソルビドテープ40mg

硝酸イソソルビドテープ40mg「テイコク」

【般】硝酸イソソルビドテープ40mg

リファタックテープ40mg

【般】硝酸イソソルビドテープ40mg

「エビス」クリゲン液

【般】クロルヘキシジングルコン酸塩外用液5%

クロヘキシン液5%

【般】クロルヘキシジングルコン酸塩外用液5%

グルコン酸クロルヘキシジン5%液「メタル」

【般】クロルヘキシジングルコン酸塩外用液5%

5%ヘキザック液

【般】クロルヘキシジングルコン酸塩外用液5%

5%クロルヘキシジン液「ヤマゼン」

【般】クロルヘキシジングルコン酸塩外用液5%

5%グルコン酸クロルヘキシジン液「東海」

【般】クロルヘキシジングルコン酸塩外用液5%

5%ヒビテン液

【般】クロルヘキシジングルコン酸塩外用液5%

5%フェルマジン液

【般】クロルヘキシジングルコン酸塩外用液5%

マスキン液(5W/V%)

【般】クロルヘキシジングルコン酸塩外用液5%

ステリクロン液5

【般】クロルヘキシジングルコン酸塩外用液5%

ラポテック消毒液5%

【般】クロルヘキシジングルコン酸塩外用液5%

5%グルコン酸クロルヘキシジン液「日医工」

【般】クロルヘキシジングルコン酸塩外用液5%

クロルヘキシジングルコン酸塩消毒用液5%「NP」

【般】クロルヘキシジングルコン酸塩外用液5%

グルコン酸クロルヘキシジン消毒用液5W/V%「ファイザー」

【般】クロルヘキシジングルコン酸塩外用液5%

5%グルクロ液

【般】クロルヘキシジングルコン酸塩外用液5%

ネオクレミール消毒液5%

【般】クロルヘキシジングルコン酸塩外用液5%

ステリクロンR液0.05

【般】クロルヘキシジングルコン酸塩外用液0.05%

0.05W/V%マスキン水

【般】クロルヘキシジングルコン酸塩外用液0.05%

0.05%グルコジンR水

【般】クロルヘキシジングルコン酸塩外用液0.05%

0.05%ヘキザック水R

【般】クロルヘキシジングルコン酸塩外用液0.05%

ステリクロンW液0.05

【般】クロルヘキシジングルコン酸塩外用液0.05%

0.05%グルコジンW水

【般】クロルヘキシジングルコン酸塩外用液0.05%

0.05%ヘキザック水W

【般】クロルヘキシジングルコン酸塩外用液0.05%

ステリクロンR液0.1

【般】クロルヘキシジングルコン酸塩外用液0.1%

0.1%ヘキザック水R

【般】クロルヘキシジングルコン酸塩外用液0.1%

0.1%グルコジンR水

【般】クロルヘキシジングルコン酸塩外用液0.1%

ステリクロンW液0.1

【般】クロルヘキシジングルコン酸塩外用液0.1%

0.1%ヘキザック水W

【般】クロルヘキシジングルコン酸塩外用液0.1%

0.1w/v%マスキン水

【般】クロルヘキシジングルコン酸塩外用液0.1%

0.1%グルコジンW水

【般】クロルヘキシジングルコン酸塩外用液0.1%

ヘキシジンE液0.1

【般】クロルヘキシジングルコン酸塩外用液0.1%

ステリクロンWエタノール液0.5

【般】クロルヘキシジングルコン酸塩外用液0.5%

ベンクロジド・エタノール液(0.5%)

【般】クロルヘキシジングルコン酸塩外用液0.5%

マスキンW・エタノール液(0.5w/v%)

【般】クロルヘキシジングルコン酸塩外用液0.5%

0.5%ヘキザックアルコール液

【般】クロルヘキシジングルコン酸塩外用液0.5%

0.5%ラポテックアルコール液

【般】クロルヘキシジングルコン酸塩外用液0.5%

ステリクロンW液0.5

【般】クロルヘキシジングルコン酸塩外用液0.5%

0.5w/v%マスキン水

【般】クロルヘキシジングルコン酸塩外用液0.5%

0.5%ラポテックアルコール(W)液

【般】クロルヘキシジングルコン酸塩外用液0.5%

0.5%ヘキザック水W

【般】クロルヘキシジングルコン酸塩外用液0.5%

クロバインA

【般】クロルヘキシジングルコン酸塩外用液0.5%

0.5%グルコジンW水

【般】クロルヘキシジングルコン酸塩外用液0.5%

グルコジンW・エタノール液0.5%

【般】クロルヘキシジングルコン酸塩外用液0.5%

イワコールエタノール消毒液0.5%

【般】クロルヘキシジングルコン酸塩外用液0.5%

ヘヴィック消毒液0.5%

【般】クロルヘキシジングルコン酸塩外用液0.5%

クロルヘキシジングルコン酸塩消毒用液EW0.5%「NP」

【般】クロルヘキシジングルコン酸塩外用液0.5%

ステリクロンRエタノール液0.5

【般】クロルヘキシジングルコン酸塩外用液0.5%

マスキンR・エタノール液(0.5w/v%)

【般】クロルヘキシジングルコン酸塩外用液0.5%

0.5%グルコン酸クロルヘキシジン・エタノール液「東海」

【般】クロルヘキシジングルコン酸塩外用液0.5%

クリゲンエタノール液0.5%(R)「エビス」

【般】クロルヘキシジングルコン酸塩外用液0.5%

ステリクロンR液0.5

【般】クロルヘキシジングルコン酸塩外用液0.5%

ベンクロジドVエタノール液(0.5%)

【般】クロルヘキシジングルコン酸塩外用液0.5%

0.5%ヘキザック水R

【般】クロルヘキシジングルコン酸塩外用液0.5%

ステリクロンBエタノール液0.5

【般】クロルヘキシジングルコン酸塩外用液0.5%

0.5%グルコジンR水

【般】クロルヘキシジングルコン酸塩外用液0.5%

0.5%ヘキザックアルコール液N

【般】クロルヘキシジングルコン酸塩外用液0.5%

グルコジンB・エタノール液0.5%

【般】クロルヘキシジングルコン酸塩外用液0.5%

グルコジンR・エタノール液0.5%

【般】クロルヘキシジングルコン酸塩外用液0.5%

エチコール(ニワトリ印消毒用アルコール)

【般】消毒用アルコール配合外用液

山善消アル

【般】消毒用アルコール配合外用液

メタル消アル

【般】消毒用アルコール配合外用液

消毒用マルオアルコール

【般】消毒用アルコール配合外用液

ネオ兼一消アルA

【般】消毒用アルコール配合外用液

消毒用昭和アルコール

【般】消毒用アルコール配合外用液

消毒用タツミアルコール

【般】消毒用アルコール配合外用液

ネオ消アル(山善)

【般】消毒用アルコール配合外用液

ネオ消アル「ニッコー」

【般】消毒用アルコール配合外用液

インテナシンパップ70mg

【般】インドメタシンパップ70mg(10×14cm非温感)

インドメタシンパップ70mg「日医工」

【般】インドメタシンパップ70mg(10×14cm非温感)

インドメタシンパップ70mg「YD」

【般】インドメタシンパップ70mg(10×14cm非温感)

インドメタシンパップ70mg「三友」

【般】インドメタシンパップ70mg(10×14cm非温感)

インドメタシンパップ70mg「BMD」

【般】インドメタシンパップ70mg(10×14cm非温感)

セラスターテープ70

【般】インドメタシンテープ70mg(10×14cm非温感)

パッペンKパップ30mg

【般】ケトプロフェンパップ30mg(10×14cm非温感)

モーラスパップ30mg

【般】ケトプロフェンパップ30mg(10×14cm非温感)

ケトプロフェンパップ30mg「ラクール」

【般】ケトプロフェンパップ30mg(10×14cm非温感)

タッチロンパップ30

【般】ケトプロフェンパップ30mg(10×14cm非温感)

ミルタックスパップ30mg

【般】ケトプロフェンパップ30mg(10×14cm非温感)

ケトプロフェンパップ30mg「日医工」

【般】ケトプロフェンパップ30mg(10×14cm非温感)

ケトプロフェンテープ30mg「サワイ」

【般】ケトプロフェンテープ30mg(10×14cm非温感)

セルタッチパップ70

【般】フェルビナクパップ70mg(10×14cm非温感)

マルチネスパップ70mg

【般】フェルビナクパップ70mg(10×14cm非温感)

セルスポットパップ70mg

【般】フェルビナクパップ70mg(10×14cm非温感)

フェルビナクパップ70mg「NP」

【般】フェルビナクパップ70mg(10×14cm非温感)

フェルビナクパップ70mg「ラクール」

【般】フェルビナクパップ70mg(10×14cm非温感)

フェルビナクパップ70mg「東光」

【般】フェルビナクパップ70mg(10×14cm非温感)

フェルビナクパップ70mg「サワイ」

【般】フェルビナクパップ70mg(10×14cm非温感)

フェルビナクパップ70mg「ユートク」

【般】フェルビナクパップ70mg(10×14cm非温感)

フレックステープ70mg

【般】フェルビナクテープ70mg(10×14cm非温感)

ファルジーテープ70mg

【般】フェルビナクテープ70mg(10×14cm非温感)

フェルビナクテープ70mg「EMEC」

【般】フェルビナクテープ70mg(10×14cm非温感)

スミルテープ70mg

【般】フェルビナクテープ70mg(10×14cm非温感)

セルタッチテープ70

【般】フェルビナクテープ70mg(10×14cm非温感)

フェルナビオンパップ70

【般】フェルビナクパップ70mg(10×14cm温感)

フェルナビオンテープ70

【般】フェルビナクテープ70mg(10×14cm温感)

スミルテープ35mg

【般】フェルビナクテープ35mg(7×10cm非温感)

ファルジーテープ35mg

フェルナビオンテープ35

【般】フェルビナクテープ35mg(7×10cm温感)

ゼポラステープ20mg

【般】フルルビプロフェンテープ20mg(7×10cm非温感)

ヤクバンテープ20mg

【般】フルルビプロフェンテープ20mg(7×10cm非温感)

フループテープ20

【般】フルルビプロフェンテープ20mg(7×10cm非温感)

フルルビプロフェンテープ20mg「ユートク」

【般】フルルビプロフェンテープ20mg(7×10cm非温感)

フループテープ40

【般】フルルビプロフェンテープ40mg(10×14cm非温感)

ゼポラステープ40mg

【般】フルルビプロフェンテープ40mg(10×14cm非温感)

ヤクバンテープ40mg

【般】フルルビプロフェンテープ40mg(10×14cm非温感)

フルルビプロフェンテープ40mg「ユートク」

【般】フルルビプロフェンテープ40mg(10×14cm非温感)

ロキソニンテープ50mg

【般】ロキソプロフェンNaテープ50mg(7×10cm非温感)

ロキソプロフェンNaテープ50mg「DK」

【般】ロキソプロフェンNaテープ50mg(7×10cm非温感)

ロキソプロフェンNaテープ50mg「EE」

【般】ロキソプロフェンNaテープ50mg(7×10cm非温感)

ロキソプロフェンNaテープ50mg「FFP」

【般】ロキソプロフェンNaテープ50mg(7×10cm非温感)

ロキソプロフェンNaテープ50mg「JG」

【般】ロキソプロフェンNaテープ50mg(7×10cm非温感)

ロキソプロフェンNaテープ50mg「KOG」

【般】ロキソプロフェンNaテープ50mg(7×10cm非温感)

ロキソプロフェンNaテープ50mg「NP」

【般】ロキソプロフェンNaテープ50mg(7×10cm非温感)

ロキソプロフェンNaテープ50mg「SN」

【般】ロキソプロフェンNaテープ50mg(7×10cm非温感)

ロキソプロフェンNaテープ50mg「TS」

【般】ロキソプロフェンNaテープ50mg(7×10cm非温感)

ロキソプロフェンNaテープ50mg「YD」

【般】ロキソプロフェンNaテープ50mg(7×10cm非温感)

ロキソプロフェンNaテープ50mg「アメル」

【般】ロキソプロフェンNaテープ50mg(7×10cm非温感)

ロキソプロフェンNaテープ50mg「科研」

【般】ロキソプロフェンNaテープ50mg(7×10cm非温感)

ロキソプロフェンNaテープ50mg「杏林」

【般】ロキソプロフェンNaテープ50mg(7×10cm非温感)

ロキソプロフェンNaテープ50mg「三和」

【般】ロキソプロフェンNaテープ50mg(7×10cm非温感)

ロキソプロフェンNaテープ50mg「タカタ」

【般】ロキソプロフェンNaテープ50mg(7×10cm非温感)

ロキソプロフェンNaテープ50mg「トーワ」

【般】ロキソプロフェンNaテープ50mg(7×10cm非温感)

ロキソプロフェンNaテープ50mg「日本臓器」

【般】ロキソプロフェンNaテープ50mg(7×10cm非温感)

ロキソプロフェンNaテープ50mg「三笠」

【般】ロキソプロフェンNaテープ50mg(7×10cm非温感)

ロキソプロフェンNaテープ50mg「ユートク」

【般】ロキソプロフェンNaテープ50mg(7×10cm非温感)

ロキソプロフェンNaテープ50mg「ラクール」

【般】ロキソプロフェンNaテープ50mg(7×10cm非温感)

ロキソプロフェンナトリウムテープ50mg「ケミファ」

【般】ロキソプロフェンNaテープ50mg(7×10cm非温感)

ロキソプロフェンナトリウムテープ50mg「日医工」

【般】ロキソプロフェンNaテープ50mg(7×10cm非温感)

ロキソプロフェンナトリウムテープ50mg「ファイザー」

【般】ロキソプロフェンNaテープ50mg(7×10cm非温感)

ロキソプロフェンNaテープ50mg「久光」

【般】ロキソプロフェンNaテープ50mg(7×10cm非温感)

ロキソニンテープ100mg

【般】ロキソプロフェンNaテープ100mg(10×14cm非温)

ロキソプロフェンNaテープ100mg「DK」

【般】ロキソプロフェンNaテープ100mg(10×14cm非温)

ロキソプロフェンNaテープ100mg「EE」

【般】ロキソプロフェンNaテープ100mg(10×14cm非温)

ロキソプロフェンNaテープ100mg「FFP」

【般】ロキソプロフェンNaテープ100mg(10×14cm非温)

ロキソプロフェンNaテープ100mg「JG」

【般】ロキソプロフェンNaテープ100mg(10×14cm非温)

ロキソプロフェンNaテープ100mg「KOG」

【般】ロキソプロフェンNaテープ100mg(10×14cm非温)

ロキソプロフェンNaテープ100mg「NP」

【般】ロキソプロフェンNaテープ100mg(10×14cm非温)

ロキソプロフェンNaテープ100mg「SN」

【般】ロキソプロフェンNaテープ100mg(10×14cm非温)

ロキソプロフェンNaテープ100mg「TS」

【般】ロキソプロフェンNaテープ100mg(10×14cm非温)

ロキソプロフェンNaテープ100mg「YD」

【般】ロキソプロフェンNaテープ100mg(10×14cm非温)

ロキソプロフェンNaテープ100mg「アメル」

【般】ロキソプロフェンNaテープ100mg(10×14cm非温)

ロキソプロフェンNaテープ100mg「科研」

【般】ロキソプロフェンNaテープ100mg(10×14cm非温)

ロキソプロフェンNaテープ100mg「杏林」

【般】ロキソプロフェンNaテープ100mg(10×14cm非温)

ロキソプロフェンNaテープ100mg「三和」

【般】ロキソプロフェンNaテープ100mg(10×14cm非温)

ロキソプロフェンNaテープ100mg「タカタ」

【般】ロキソプロフェンNaテープ100mg(10×14cm非温)

ロキソプロフェンNaテープ100mg「トーワ」

【般】ロキソプロフェンNaテープ100mg(10×14cm非温)

ロキソプロフェンNaテープ100mg「日本臓器」

【般】ロキソプロフェンNaテープ100mg(10×14cm非温)

ロキソプロフェンNaテープ100mg「三笠」

【般】ロキソプロフェンNaテープ100mg(10×14cm非温)

ロキソプロフェンNaテープ100mg「ユートク」

【般】ロキソプロフェンNaテープ100mg(10×14cm非温)

ロキソプロフェンNaテープ100mg「ラクール」

【般】ロキソプロフェンNaテープ100mg(10×14cm非温)

ロキソプロフェンナトリウムテープ100mg「ケミファ」

【般】ロキソプロフェンNaテープ100mg(10×14cm非温)

ロキソプロフェンナトリウムテープ100mg「日医工」

【般】ロキソプロフェンNaテープ100mg(10×14cm非温)

ロキソプロフェンナトリウムテープ100mg「ファイザー」

【般】ロキソプロフェンNaテープ100mg(10×14cm非温)

ロキソプロフェンNaテープ100mg「久光」

【般】ロキソプロフェンNaテープ100mg(10×14cm非温)

ロキソプロフェンナトリウムテープ50mg「タイホウ」

【般】ロキソプロフェンNaテープ50mg(7×10cm温感)

ロキソプロフェンNaテープ50mg「三友」

【般】ロキソプロフェンNaテープ50mg(7×10cm温感)

ロキソプロフェンナトリウムテープ100mg「タイホウ」

【般】ロキソプロフェンNaテープ100mg(10×14cm温感)

ロキソプロフェンNaテープ100mg「三友」

【般】ロキソプロフェンNaテープ100mg(10×14cm温感)

パステルハップ

【般】サリチル酸メチル等配合パップ10g(非温感)

MS冷シップ「タイホウ」

【般】サリチル酸メチル等配合パップ10g(非温感)

MS冷シップ「タカミツ」

【般】サリチル酸メチル等配合パップ10g(非温感)

ラクール冷シップ

【般】サリチル酸メチル等配合パップ10g(非温感)

ハーネシップ

【般】サリチル酸メチル等配合パップ10g(温感)

MS温シップ「タイホウ」

【般】サリチル酸メチル等配合パップ10g(温感)

MS温シップ「タカミツ」

【般】サリチル酸メチル等配合パップ10g(温感)

ラクール温シップ

【般】サリチル酸メチル等配合パップ10g(温感)



「先発品のない後発品」の一般名が一般名処方マスタに掲載されました



2017年3月21日厚生労働省の一般名処方マスタが更新され、今まで不明だったラックビーR散やMS冷シップなどの一般名が明確になりました。

処方せんに記載する一般名処方の標準的な記載(一般名処方マスタ)について(厚生労働省)
http://www.mhlw.go.jp/seisakunitsuite/bunya/kenkou_iryou/iryouhoken/shohosen_160401.html

この更新のポイントは以下の3点です
・一般名処方加算対象の列[F列]に加算1及び加算2が明記された。
・例外コードの列[G列]ができた。
・加算1のみが対象となる「先発品のない後発品」の一般名がマスタに収載された。



ここで一般名処方加算についておさらいです。
2012年4月1日以降、後発医薬品が存在する医薬品について、薬価基準に収載されている品名に代えて、「一般名処方」による処方せんを交付した場合に、医療機関において一般名処方加算を算定できることとなりました。
厚生労働省ホームページに、処方せんに記載する一般名処方の標準的な記載例として、一般名処方加算の対象となるすべての成分・規格について一般名処方マスタが公表されています。
ただし、院外処方が想定されないものは除かれています。

2016年改正において一般名処方加算について「一般名処方加算1」と「一般名処方加算2」の2つの区分ができました。
しかし、改正時点において「先発品のない後発品」の一般名にかかるマスタの整備が追いついておらず。2017年3月31日までは経過措置として、先発品のない後発品を一般名にしなくても加算が算定できるとされていました(※)。

マスタの整備が完了した2017年4月1日以降は「先発品のない後発品」についても、他の医薬品と同様に一般名で処方される必要があります。


一般名処方加算1:3点
後発医薬品のある全ての医薬品が一般名処方されている場合(2品目以上の場合に限る。)
一般名処方加算2:2点
1品目でも一般名処方されたものが含まれている場合

診療報酬の算定方法の一部改正に伴う実施上の留意事項について(医科)
http://www.mhlw.go.jp/file.jsp?id=335811&name=file/06-Seisakujouhou-12400000-Hokenkyoku/0000114867.pdf
第5部 投薬
第5節 処方せん料
F400 処方せん料
(11)「注7」に規定する一般名処方加算は、後発医薬品のある医薬品について、薬価基準に収載されている品名に代えて、一般的名称に剤形及び含量を付加した記載(以下「一般名処方」という。)による処方せんを交付した場合に限り算定できるものであり、交付した処方せんに含まれる医薬品のうち、後発医薬品のある全ての医薬品(2品目以上の場合に限る。)が一般名処方されている場合には一般名処方加算1を、1品目でも一般名処方されたものが含まれている場合には一般名処方加算2を、処方せんの交付1回につきそれぞれ加算する。
なお、一般名処方とは、単に医師が先発医薬品か後発医薬品かといった個別の銘柄にこだわらずに処方を行っているものである。
また、一般名処方を行った場合の(6)の取扱いにおいて、「種類」の計算に当たっては、該当する医薬品の薬価のうち最も低いものの薬価とみなすものとする。

※疑義解釈資料の送付について(その4) 平成28年6月14日
【投薬】
(問22) 一般名処方加算1について、「後発医薬品のある全ての医薬品(2品目以上の場合に限る。)が一般名処方されている場合」とあるが、先発医薬品のない後発医薬品も一般名で処方される必要があるのか。

(答)そのとおり(ただし、先発医薬品と薬価が同額又は高いものは除く。)。
なお、平成29年3月31日までの間は、後発医薬品のある先発医薬品及び先発医薬品に準じたものについてのみ一般名処方されていれば、先発医薬品のない後発医薬品が一般名処方がなされていなくても加算1を算定して差し支えない。
また、一般名処方加算2の対象については従前の通り、先発医薬品のない後発医薬品は含まれない。


参考:
『先発医薬品のない後発医薬品』の例
一般名処方の標準的な記載が分かりにくいものをリストアップしました。

2017年3月20日月曜日

ヤーズフレックス配合錠とヤーズ配合錠のちがい




ヤーズフレックス配合錠は、黄体ホルモンのドロスピレノン3 mgと卵胞ホルモンのエチニルエストラジオールベータデクス 0.020 mg を1錠に配合した超低用量エストロゲン・プロゲステロン(LEP)配合剤です。この錠剤28 錠を 1 シートにパッケージングして製剤化しています。
2010 年 7 月に承認されたヤーズ配合錠の実薬錠と同一製剤です。

ちがい1. 投与日数が違う

月経困難症は、月経期間中に月経に随伴して起こる病的症状と定義され、主な症状は月経痛です。日本では、ヤーズ配合錠とルナベル配合錠(LEP 配合剤)が「月経困難症」の効能・効果で、28 日間(うち 4 又は 7 日間休薬)を 1 周期とする用法・用量で承認されています。

「28 日周期処方」の場合は,休薬により月1 回の周期的な消退出血が認められます。しかし、子宮内膜症及び月経困難症の主な自覚症状である疼痛の程度は月経(消退出血)時に高いことが知られています。

ヤーズフレックス配合錠は最長 124 日間(うち 4 日間休薬)を 1 周期とする用法・用量で承認されています。
ヤーズフレックス配合錠は休薬による消退出血の頻度を減らすことが可能となることに加え、出血発現時に休薬期間を設けることで出血/点状出血の管理を簡単にてその頻度を軽減できると期待されています。



【用法・用量】
ヤーズフレックス配合錠
1 日 1 錠を経口投与する.24 日目までは出血の有無にかかわらず連続投与する.25 日目以降に 3 日間連続で出血(点状出血を含む)が認められた場合,又は,連続投与が 120 日に達した場合は,4 日間休薬する.休薬後は出血が終わっているか続いているかにかかわらず,連続投与を開始する.以後同様に連続投与と休薬を繰り返す.


ヤーズ配合錠
1 日 1 錠を毎日一定の時刻に定められた順に従って(淡赤色錠から開始する)28 日間連続経口投与する.以上 28 日間を投与 1 周期とし,出血が終わっているか続いているかにかかわらず,29 日目から次の周期の錠剤を投与し,以後同様に繰り返す.


生活様式や好みに応じて使い分けを


ヤーズフレックス配合錠では服用25日以降に3日連続で出血が認められた場合4日間休薬となります。しかし、この休薬のきっかけとなる破綻出血の発現時期が予測しにくいことがデメリットになります。
患者さんの中には予定しない出血(破綻出血及びそれに続く休薬時の消退出血)が受け入れ難い患者さんや1カ月に1度の定期的な月経がくるほうが、予定も立てやすいという方もいるでしょう。
そのような方は、ヤーズ配合錠のような既存のLEP製剤を使用し、出血時期は気にしないし、できるだけ月経痛や出血を減らしたいという方にはヤーズフレックス配合錠が勧められます。


ちがい2. 子宮内膜症の疼痛にも使える

ヤーズ配合錠の適応は「月経困難症」のみでしたが、ヤーズフレックス配合錠は「子宮内膜症に伴う疼痛の改善」に対する効果も承認されています。

子宮内膜症とは、子宮内膜又はその類似組織が子宮以外の場所に発生することで生じる疾患で、主な症状は、月経痛、月経時以外の下腹部痛、腰痛、性交痛等の疼痛です。子宮内膜症に対する薬物治療は主として子宮内膜症に伴う疼痛の改善を目的として行われてます。卵巣機能抑制及び子宮内膜増殖抑制作用を有する LEP 配合剤が選択肢の一つとされていましたが、今まで日本には子宮内膜症に対する効能・効果で承認を有している LEP 配合剤はありませんでした。
そこで登場したのが、ヤーズフレックス配合錠なのです。

子宮内膜症治療薬として日本で一番使われているジエノゲストとヤーズフレックス配合錠との性器出血の発現状況を比較した試験が行われています。その結果、ヤーズフレックス配合錠はジエノゲストに比べ投与初期における出血(点状出血を含む)の日数が少なく、出血期間も短く、個々の患者における出血期間のばらつきが小さいことがわかりました。
この結果からヤーズフレックス配合錠投与時の性器出血は管理が容易であると考えられます。
しかし有効性については、主要評価項目である最も高度な骨盤痛のベースラインからの VAS の変化量(痛みの改善度)はヤーズフレックス配合錠群でジエノゲスト群よりも小さいものとなりました※。
一方で月経時又は消退出血時以外の骨盤痛等、消退出血の影響を受けにくい疼痛関連の副次評価項目については同程度の改善が認められています。

※この結果ついては、ヤーズフレックスは休薬時の消退出血の発現が前提となっており、消退出血が起こらないジエノゲストと消退出血で痛みが増強する骨盤痛を比べることに無理があるのではないかと思われます。


まとめ

ヤーズフレックス配合錠とヤーズ配合錠のちがい

有効成分は同じ
黄体ホルモンのドロスピレノン
卵胞ホルモンのエチニルエストラジオールベータデクス

用法は同じ
1日1回

投与日数が違う
ヤーズフレックス
最大124日(実薬:25~120日間 休薬:4日間)

ヤーズ配合錠
28日(実薬:24日間 プラセボ:4日間)

適応が違う
ヤーズフレックス
子宮内膜症に伴う疼痛の改善、月経困難症

ヤーズ配合錠
月経困難症




2017年3月1日水曜日

ハイスタミン注 販売中止と代替品




抗ヒスタミン剤 「ハイスタミン注2mg」 が2017年4月をもって販売中止となるようです。
http://www.eisai.jp/medical/news/products/pdf/KK1331AKI.pdf

経過措置期間は2018年3月(予定)
販売中止理由は「需要低下」だそうです。

ハイスタミン注の成分はジフェニルピラリン塩酸塩。
エタノールアミン系の第一世代抗ヒスタミン薬、しかも数少ない注射剤として1958年に販売されて以来60年現場で活躍していたお薬です。

カゼで「とりあえず注射うってくれ」という患者を納得させるためにドクターが仕方なしに使う薬という印象が強いです。
(昔の話です。今はこんなことしている医者はいないと信じたい)

ハイスタミン注の特徴は止痒作用と抗コリン作用の強さです。
ポララミンと比べ抗コリン作用が50倍以上強く、鎮静作用も比較的強めです。
そのため、夜の蕁麻疹やそう痒感による入眠困難に入院患者に使われることもあったようです。

エタノールアミン系の中枢神経抑制作用の強さは昼間の投与には向かないので、使用される頻度は少なかったのでしょう。需要低下もうなずけます。


代替品はポララミン


やはり、注射の抗ヒスタミン薬といえばポララミンですね。よく使われています。
ポララミンはプロピルアミン系の抗ヒスタミン薬で中枢神経抑制作用は比較的少なく第一世代の抗ヒスタミン薬の中では昼間の投与にも適している薬剤です。

抗ヒスタミン薬の注射剤にはプロメタジン塩酸塩製剤(ヒベルナ/ピレチア)もありますが、抗コリン作用や鎮静作用はつよいけれど抗ヒスタミン作用は緩和なためアレルギー疾患にはあまり使用されていません。制吐作用や、抗パーキンソン作用を期待されて使用されるイメージです。

注射にこだわらないのであれば、同じエタノールアミン系のジフェンヒドラミン(レスタミンコーワ)やクレスチンフマル酸塩(タベジール)が代替品としてあげられます。