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2016年7月31日日曜日

第 3 章 平成28年在宅療養指導管理料別レセプト算定例 10. 在宅自己腹膜灌流指導管理



C102 在宅自己腹膜灌流指導管理料

在宅腹膜灌流指導管理料(月 1 回) 4,000 点
頻回指導管理(月 2 回) 2,000 点

C154紫外線殺菌器加算

紫外線殺菌器加算(月 1 回) 360 点

C155自動腹膜灌流装置加算

自動腹膜灌流装置加算(月 1 回) 2,500 点


特定保険医療材料 

腹膜透析液交換セット
(1)交換キット 544円
(2)回路
①Yセット 873円
②APDセット 5,370円
③IPDセット 1,020円


【 ( 14) 在宅にて算定 】 - 月 2 回訪問し、 CAPD(連続携行式腹膜透析・4 回交換/日)療法患者で排液用バック付き透析液を使用した場合(一般用)7 個使用した場合

①在宅患者訪問診療料

833点×2回

②在宅時医学総合管理料(在宅療養支援診療所)

4600 点×1 回

③在宅療養指導管理料

在宅自己腹膜灌流指導管理料

4,000 点×1 回

④在宅療養指導管理材料加算、薬剤料

在宅療養指導管理材料加算

紫外線殺菌器加算

360 点×1 回

特定保険医療材料

腹膜透析液交換セット
(1)交換キット@544 円 120 個 54 点×120 回

薬剤料

ダイアニールーN PD-4 1.5 1.5L 120 袋
(排液用バック付) 1 日 4 回 30 日分


●「交換キット」とは、接続チューブや透析液容器若しくは回路を接続又は切り離しすることを目的に使用するキット(キャップ、ウエハー等を含む)を指す。

●キャップ又はクラムシェルの場合は1個を、ウエハーの場合は2枚を1キットとし、1交換当たり1キットを限度として算定する。

●APD セットを使用する場合は、 APD1 セット当たり 4 キットを限度として算定可。

●排液バック付き腹膜透析液又は回路を使用しない場合、 1 交換当り 2 キットを限度に算定可。

●薬剤を院外処方した場合に限り、腹膜透析液交換セットも院外処方可。

特定保険医療材料の材料価格算定に関する留意事項について(通知) 平成28年3月4日
保医発0304第7号



キャップ

出典:terumo


ウエハー<刃>
出典:terumo

排液用バック付透析液
出典:terumo


回路の種類

Y セット
CAPD(連続携行式腹膜透析)療法の際に用いるチューブセット

APD セット
APD(自動腹膜透析)療法の際に用いるチューブセット

出典:terumo
IPD セット
緊急時に手動にて腹膜透析を行う際に用いるチューブセット


紫外線殺菌器

使用した場合に、加算として 「紫外線殺菌器加算」を算定できる。


自動腹膜灌流装置<サイクラー>

APD(自動腹膜透析)療法患者に使用した場合、加算として「自動腹膜灌流装置加算」を算定できる。
出典:JMS