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2016年6月26日日曜日

第 3 章 平成28年在宅療養指導管理料別レセプト算定例 3. 在宅寝たきり患者処置指導管理



C109 在宅寝たきり患者処置指導管理

在宅寝たきり患者処置指導管理料
在宅寝たきり患者処置指導管理料 1,050点


特定保険医療材料



特定保険医療材料

価格



1

在宅寝たきり患者処置用栄養用ディスポーザブルカテーテル

(1)

経鼻用


一般用

180円


乳幼児用


一般型

92円


非DEHP型

144円


経腸栄養用

1,600円


特殊型

2,070円

(2)

腸瘻用

4,470円



2

在宅寝たきり患者処置用気管切開後留置用チューブ

(1)

一般型


カフ付き気管切開チューブ


カフ上部吸引機能あり

i

一重管

4,350円

ii

二重管

5,870円


カフ上部吸引機能なし

i

一重管

3,730円

ii

二重管

6,030円


カフなし気管切開チューブ

4,120円

(2)

輪状甲状膜切開チューブ

3,750円

(3)

保持用気管切開チューブ

6,100円

3

在宅寝たきり患者処置用膀胱留置用ディスポーザブルカテーテル

(1)

2管一般(I)

229円

(2)

2管一般(II)


標準型

594円


閉鎖式導尿システム

633円

(3)

2管一般(III)


標準型

1,620円


閉鎖式導尿システム

1,690円

(4)

特定(I)

772円

(5)

特定(II)

2,090円



4

皮膚欠損用創傷被覆材

(1)

真皮に至る創傷用

1cm2当たり6円

(2)

皮下組織に至る創傷用


標準型

1cm2当たり10円


異形型

1g当たり37円

(3)

筋・骨に至る創傷用

1cm2当たり25円

5

非固着性シリコンガーゼ

(1)

広範囲熱傷用

1,060円

(2)

平坦部位用

139円

(3)

凹凸部位用

326円






【 ( 14) 在宅にて算定】 - 月 2 回訪問し、経鼻経管栄養(30 日分)、膀胱洗浄及び留置カテーテル設置、 褥瘡処置を行った場合

①在宅患者訪問診療料


833点×2回

②在宅時医学総合管理料(在宅療養支援診療所)


 4600 点×1 回

③在宅療養指導管理料

在宅寝たきり患者処置指導管理料(※注 算定不可)


1,050 点×0 回

④在宅療養指導管理材料加算、薬剤料

特定保険医療材料料

栄養用ディスボーザブルカテーテル 経鼻用・一般用


 @180 円 18 点×2 回

膀胱留置用ディスボーザブルカテーテル 2 管一般(Ⅰ)


 @229 円 23 点×2 回

薬剤

エンシュアリキッド45,000ml

キシロカインゼリー2%/30ml

硫酸ポリミキシンB 散 50 万単位/2 瓶

生理食塩液 500ml/2 瓶

カデックス外用散 0.9%/50g



●「在宅寝たきり患者処置指導管理料」は、「在医総管」や「特医総管」を算定しているときは、当該点数に含まれ別に算定できません。指導管理に用いる特定保険医療材料や薬剤は別に算定が可能。

●膀胱留置カテーテル管理に付随するウロバックなどの畜尿バックやDIBキャップは特定保険医療材料ではないので、費用は在宅療法指導管理料に含まれ、別途患者負担は求められません

●胃ろうチューブに付随する直角アダプターは特定保険医療材料ではなく、費用は在宅療養指導管理料に含まれ、別途患者負担は求められません