※フェミニンゾーンとは女性の外陰部周辺のことです。
フェミニンゾーンを守る自浄作用とは
人のお肌は「弱酸性」、というのを最近良く耳にしますね。
一方で体の他の部分とは違い膣の中は「酸性」が正常な状態です。
常在する善玉菌によって酸性に近い状態が維持されることで、フェミニンゾーンを悪玉菌から守ろうとする自然の自浄作用(防御システム)が働いています。
つまり、膣の中は、本来あるべき自然な状態を維持していれば、健康は状態を保てることになります。
日々の生活習慣が悩みの原因になることも
でも、フェミニンゾーンは普通に日常生活を送っているだけで、自然と「中性」に近づいていきます。
アルカリ性の石鹸を過度に使用してしまうこともその要因の一つです。
フェミニンゾーンにおける酸性度のバランスが崩れると、本来持っている膣の自浄作用が働かなくなり、悪玉菌が繁殖してしまいます。
それにより、においやかゆみがうまれやすくなります。
それだけではありません。
フェミニンゾーンは非常にデリケートなため、些細な事でも影響を受けやすいのです。
当てはまる項目がある人は要注意
□通気性の悪い合成繊維の下着を着用している。
□サポート力の強すぎるガードルやストッキング、きついジーンズを履く。
□日常的にパンティライナーを使用している。
□フェミニンゾーンをタオルなどでゴシゴシ洗っている。
フェミニンゾーンの基本的な洗い方
フェミニンゾーンの前から後ろへと、手でやさしく洗うのが基本です。ポイント1
冷たい水や熱いお湯は避け、ぬるま湯で洗いましょう。ポイント2
タオルでゴシゴシこすらないこと。ポイント3
肌を守る皮脂膜が壊れ、バリア機能が失われ乾燥の原因となります。
フェミニンゾーン本来のpHに近い酸性のソープで清潔に保つことをオススメします。
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