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2014年8月2日土曜日

みずぼうそうの予防接種の効果



みずぼうそうの予防接種が2014年10月から定期接種になります

みずぼうそうの予防接種が2014年10月より定期接種化されます。
任意の予防接種から定期接種に切り替わりることで
特定の年齢で接種をすると費用の負担をしなくて済むようになります。



みずぼうそうの予防接種を受けた人がみずぼうそうに罹る割合は
日本国内で6.2~12.3%と報告されています。

予防接種を受けたけれども全く効果が得られなかった場合や
接種後時間が経ちすぎて、効果が切れてしまった場合などが
原因で罹ってしまう人がいます。


Asano Y .(1996)Varicella vaccine: the Japanese experience.J Infect Dis. Suppl 3:S310-3.


アメリカでみずぼうそうの予防接種を2回した人を10年間追跡調査した結果、
1回接種しただけの人と比べて
3.3倍みずぼうそうにかかりにくくなったとの報告があります。


Kuter B(2004)Ten year follow-up of healthy children who received one or two injections of varicella vaccine.Pediatr Infect Dis J.;23(2):132-7.


みずぼうそうワクチン定期接種の概要
定期接種は、生後12月から生後36月に至までの間にある方
(1歳の誕生日の前日から3歳の誕生日の前日までの方)を
対象としています。

2回の接種を行うこととなっており、
1回目の接種は標準的には生後12月から生後15月までの間に行います。
2回目の接種は、1回目の接種から3月以上経過してから行います。
標準的には1回目接種後6月から12月まで経過した時期に
行うこととなっています。


みずぼうそうを発症したことがある方は
すでに免疫を持っているので、接種する必要はありません。


また、平成26年度に限り、
3歳の誕生日当日から5歳の誕生日の前日までの方も
定期接種の対象とすることなっています。
この場合1回ワクチンを接種することとしております。
なお、これまで任意で接種された回数も考慮して
接種回数が決まります。

感染症情報>水痘(厚生労働省)