- 抗精神病薬の歴史
- 抗精神病薬の作用機序
- 統合失調症のグルタミン仮説
- くすりのトリセツ リスペリドン(リスパダール)
- くすりのトリセツ オランザピン(ジプレキサ)
- くすりのトリセツ アリピプラゾール(エビリファイ)
- 統合失調症の薬物治療
- 抗精神病薬の使用は心血管障害のリスク要因
- 向精神薬の”Choosing Wiselyキャンペーン”
オランザピンは
多くの受容体と結合するMARTA系薬剤の代表です。
陽性症状だけなく、陰性症状や認知機能障害といった全般的な症状に
効果を示します。
禁忌
エピネフリンを投与中の患者さんには投与してはいけません。
これは、入院中の患者さんでは注意です。
糖尿病の患者さんにも投与してはいけません。
オランザピンは血糖をあげる作用があります。
注意したい副作用
血糖を上げてしまうことからわかるように
糖代謝系に対する作用があるので
体重が増加しやすくなることがあります。