キャベツにはアミノ酸の1種の「メチルメチオニンスルホニウムクロリド」という成分が含まれています。このアミノ酸には胃の粘膜を保護する働きがあるので、胃潰瘍や十二指腸潰瘍を改善する効果があるとされています。その名前にちなんだ医薬品も開発されています。
そう、キャベジンです。
しかし、この成分は加熱すると効果は失われてしまいます。
宴会、飲み会の前には、生のキャベツサラダを食べることをオススメします。
チオスペン注射用代替品【2014.06.25追記】
医療用医薬品には、メチルメチオニンスルホニウムクロリドの注射薬がありました。チオスペン注射用(テバ製薬)です。唯一の注射薬なのですが、2014年の3月31日で製造を中止してしまいました。2015年の4月には使用できなくなります。
代わりの薬は、キャベジンの錠剤か顆粒剤にするか、成分は違いますが同様の効果を持つ他の薬(ムコスタなど)に変えるしかないようです。
注射薬では、胃粘膜保護作用を持つものは他にないので、ガスターやタガメットの注射、タケプロン注射など胃酸分泌を抑える作用のものを使うしかないようです。
『チオスペン注射用400mg』 販売中止のご案内(テバ製薬)
株式会社 菓道
売り上げランキング: 12,969
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