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2014年6月17日火曜日

「後発医薬品のある先発医薬品」が増えるタイミング【2015.6.19追記】



【2015.6.20追記】
区分が途中で切り替わる品目は、厚生労働省のホームページ「各先発医薬品の後発医薬品の有無に関する情報」の備考欄にその変更日が記載されています。


:H27.7.1から後発品がある先発品となる
ゾルミトリプタン(ゾーミッグ)
ナフトピジル(フリバス)
カルシトリオール(ロカルトロール注)
クロピドグレル硫酸塩(プラビックス)
メトホルミン塩酸塩(メトグルコ)
フルオロウラシル (5-FU注)
レトロゾールフ(フェマーラ)
トスフロキサシントシル酸塩水和物(オゼックス細粒小児用)
リネゾリド(ザイボックス注射液)

:H27.10.1から後発品がある先発品となる
メサラジン(アサコール)





【2014.6.20追記】
区分が途中で切り替わる品目は、厚生労働省のホームページ「各先発医薬品の後発医薬品の有無に関する情報」の備考欄にその変更日が記載されています。
ブロプレス(カンデサルタン)

H26.7.1から後発品がある先発品となる
ディオバン(バルサルタン)
ゾメタ注(ゾレドロン)
アーチスト(カルベジロール)



使用薬剤の薬価(薬価基準)に収載されている医薬品について(平成27年6月19日適用)
http://www.mhlw.go.jp/topics/2014/03/tp0305-01.html






後発医薬品調剤体制加算の数量シェア計算は「後発医薬品の使用量/(後発医薬品のある先発品の使用量+後発医薬品の使用量)」となっています。

平成26年度診療報酬改定後の最初の後発品薬価収載が6月に行われます。

後発医薬品がある先発医薬品の使用量は
 後発品の薬価が収載された時点で計上するのか?
 後発品が発売された時点で計上するのか?
 月の初めからの使用量を計上するのか?

その答えは・・・
明確な通知は出ていません。よって不明です。

個人的な予測としては、
収載時に計上するものと考えています。


理由は

厚生労働省の「各先発医薬品の後発医薬品の有無に関する情報」が薬価収載ごとに更新され、その期間ごとに算出に利用できるようになっているからです。

新規収載時に分母が膨らむと、収載直後は使用割合の低下が見込まれるます。「伸び代の拡大」と捉えることができますが、後発品を使いたくてもメーカーが発売しない、流通量不足で利用できない状況というのも想定されます。

日薬は新たに後発品が発売された翌月より分母に入れるよう要請しているようですが、どうなるでしょうか。


使用薬剤の薬価(薬価基準)に収載されている医薬品について(厚生労働省)

MPI日記:追補収載日(株式会社日医工医業経営研究所)

後発品「新指標」で収載月に使用率低下(ココヤク)