2014年4月23日水曜日

処方されたセレギリン(エフピー)を持って海外旅行へ行けますか。

海外旅行等の際に、自分の病気の治療目的や予防目的で医薬品を携帯することは認められています。ただしセレギリン塩酸塩(エフピー)は覚せい剤原料であるため「覚せい剤取締法」の規定により、医療用の医薬品であっても携帯による輸入・輸出はできません。

【覚せい剤取締法より一部抜粋】
(輸入及び輸出の制限及び禁止)
 第三十条の六 覚せい剤原料輸入業者が、厚生労働省令の定めるところにより厚生労働大臣の許可を受けて、その業務のため覚せい剤原料を輸入する場合のほかは、何人も、覚せい剤原料を輸入してはならない。
2 覚せい剤原料輸出業者が、厚生労働省令の定めるところにより厚生労働大臣の許可を受けて、その業務のため覚せい剤原料を輸出する場合のほかは、何人も、覚せい剤原料を輸出してはならない。
3 覚せい剤原料輸入業者又は覚せい剤原料輸出業者は、前二項の規定により覚せい剤原料の輸入又は輸出の許可を受けようとするときは、厚生労働省令の定めるところにより、その業務所の所在地の都道府県知事を経て厚生労働大臣に申請書を出さなければならない。
 
【参考】
フルニトラゼパム(サイレース)をアメリカに持ち込むと捕まります

麻薬を海外へ持って行くには