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2014年4月28日月曜日

アブストラル舌下錠




■アブストラル舌下錠 使い方の注意 
http://yakuza-14.blogspot.jp/2014/04/blog-post_82.html 
■アブストラルを使ってみて感想 
http://yakuza-14.blogspot.jp/2014/04/blog-post_98.html


アブストラル舌下錠は舌の下でお薬を溶かし吸収させるお薬です。ガンの急な痛みを止めるお薬として使用されます。いわゆるレスキュー薬です。(2013年12月発売)

飲み込むのが苦手な患者さんや、痛くて飲んでられない人にピッタリのお薬なのですが、ちょっとなれるまで大変です。

【用量調節期】
1回の突出痛に対して、まずは100μgを投与します。
痛みが取れない時は症状に応じて、100、200、300、400、600、800μgの順に一段階ずつ調節します。
患者さんの痛みにあった用量を決定します。

投与して、痛みが取れない時に追加する場合は30分以上間を空けなくてはいけません。

その際、追加増量は同一用量までです。200μgで痛みが取れず増量するときは、100μgか200μgまでということです。

【維持期】
用量を決めた後の維持期には、1回の突出痛に1回投与します。
1回用量の上限はフェンタニルとして800μgまでです。
前回の投与から2時間以上の投与間隔をあけ、1日あたり4回以下の突出痛に対する投与にとどめます。

1日に4回を超える突出痛の発現が続く場合には、ベースの鎮痛薬の増量を検討します。


添付文書にも 
「1日に4回を超える突出痛の発現が続く場合には、ベースの鎮痛薬の増量を検討すること」と書いてあるのでドクターにも処方提案しやすくなりました。面倒な薬ですが、慣れると便利な薬です。