ページ

2014年4月18日金曜日

平成26年4月 予防接種実施要領の一部改正



平成26年4月から、4種混合(第1期)、日本脳炎(第1期)、ヒブ予防接種について、接種間隔が緩和される予防接種実施要領の一部改正がありました。小児肺炎球菌ワクチンのスケジュール変更も行われています。

 定期接種実施要領(抄) 新旧対照表

予防接種実施規則の一部を改正する省令の施行等について


例)日本脳炎ワクチンの場合
<改正前>6日以上28日までの間隔をおいて2回
<改正後>6日以上(標準的には28日まで)の間隔をおいて2回

要するに、2回目の接種日が前回接種から30日間隔が空いていたとしても定期接種として認められ公費で接種できるというわけです。


接種間隔上限撤廃で有効性・安全性に影響があるのか心配ですが一般的に推奨されている接種スケジュールより間隔が開いてしまっても最終的な抗体産生量が有意に減少することはないとされています。