2014年に以下の6つが発売を予定しています。
・イプラグリフロジン
・ダパグリフロジン
・トホグリフロジン
・カナグリフロジン
・ルセオグリフロジン
・エンパグリフロジン
これらの薬としての作用点が既存のものと違う点は、
インスリン作用に依拠しないというところです。
腎臓にある近位尿細管に発現しているSGLT2の活性を阻害して
強制的に糖の尿中への排泄を促進します。
そうすることで血糖を下げるというものです。
しかも、血糖を下げるだけでなく体重低下作用があることがわかりました。
単純に考えれば簡単なのですが、糖(≒カロリー)をカラダの外にだすわけですから
当然ですよね。
特に皮下脂肪より内臓脂肪を落とすらしく、そのため
それに伴うインスリン抵抗性改善作用、コレステロール低下性が見込めます。
臨床試験で血糖低下作用以外のプラスαの面がみえてきました。
そのためファーストラインで使える可能性もあります。
さらに、作用機序が他の薬と異なるため、既存薬との併用効果期待できます。