2013年1月6日日曜日

趣味の漢方 第1証 足のつり(痙攣)

痛いあしのつり(攣り)、こむら返りとも言います。

痛み止めを飲んでも治らないし、そもそも、ならないようにしたい。そういう人にぴったりの漢方処方を紹介します。

芍薬甘草湯。
大人から子どもまで、高齢者も女性にも使用できます。
こむら返りを代表に筋肉の痙攣発作を軽減します。筋肉全般に効くので、尿管結石の痛み、ぎっくり腰、生理痛、下痢、しゃっくりのも有効なことがあります。1ヶ月以上飲むときは寝る前または頓服など1日1回程度にするのがよいでしょう。

次の選択肢として
八味地黄丸があります。
八味地黄丸には附子という生薬が含まれています。附子は身体に熱を誘導します。もともと、熱い状態の人には附子は合いません。子どもは、一般的に代謝がよく熱がある状態ですので、八味地黄丸から附子と桂皮を抜いた六味丸がオススメです。